靭帯と腱は繋ぐもの

PTバナシ㉝

 

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

 

今回は

靭帯と腱について

お話したいと思います。

 

 

 

靭帯と腱の

主な役割は

繋ぐという事です。

 

 

 

靭帯は

関節で骨を

繋ぐ役割。

 

 

 

腱は

骨を筋肉に

繋ぐ役割

 

 

 

どちらも

人体にとって

重要な媒介役を

担っています。

 

 

 

そんな重要な2つについて

お話していきます。

 

 

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

 

 

 

 

 

 

組織

 

 

靭帯と腱は

両方とも

密性結合組織

作られています。

 

 

 

さらに言えば

この二つは

 

局所的な

筋膜の肥厚

 

の部分なんです。

 

 

 

僅かな細胞

豊富なコラーゲン繊維

を含む細胞外基質から

なっています。

 

 

 

また鋼線のような

引張強度を持つ

物質でもあります。

 

 

 

密性結合組織についてはこちら

結合組織のタイプ

 

 

靭帯

 

 

靭帯は様々な方向から

引張力を受けます。

 

 

 

これはスポーツを

している時の

 

急激な方向転換を

思い浮かべると

想像しやすいと思います。

 

 

 

方向転換時の

膝関節が受ける

ねじれの力は

相当なものです。

 

 

 

靭帯の繊維は

多方向からの

ストレスに対して

関節を守る

必要があります。

 

 

 

その為

靭帯は

斜交平行構造

になっています。

 

 

 

この構造によって

 

関節を十分に安定させ

強度を増し

動きを制限する事

 

が可能になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

靭帯が多方向からの

力を感じるのに対して

 

腱にかかる力は

ほぼ単一の方向

になっています。

 

 

 

その為

腱の繊維は

平行になっています。

 

 

 

腱は筋肉の収縮を

骨に伝えることが出来るんです。

 

 

 

逆に言えば

筋肉が収縮すると

腱が引っ張られて

骨が動くとも言えます。

 

 

 

また荷重は

腱に沿って

筋腹から骨にまで

伝わっていきます。

 

 

 

ちなみに腱には

板状になったものも

ありますが

 

その場合

腱膜と呼ばれます。

 

 

 

腱膜についてはこちら

筋膜は沢山ある!

 

 

 

断裂

 

 

靭帯と腱は

その組成により

 

引っ張られて

変形する事はありません。

 

 

 

ですが断裂

起こしてしまいます。

 

 

 

そしてそれが

最もよくある損傷

なんです。

 

 

 

靭帯や腱は

軟骨と同じように

 

緻密な構造をしている為

血液の供給に乏しく

 

一度損傷してしまうと

回復が遅いんです。

 

 

 

 

 

 

接合

 

 

実際に靭帯や腱は

どうやって骨に

くっついているんでしょうか?

 

 

 

それは石灰化して

繋がっているんです。

 

 

 

靭帯と腱が

骨の表面と骨膜を

通る事によって

より骨に似た状態

になるんです。

 

 

 

ちなみに肩の疾患で

石灰沈着性腱板炎

というのがありますが

 

あれが石灰化するのも

肩の腱板です。

 

 

 

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

 

 

 

  

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