膝関節を組み立てる 滑膜性関節の仕組み 

PTバナシ㊳

 

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

 

今回は関節の話についてです。

 

 

 

以前、関節は機能面構造面

3つに分けられると話しました。

 

 

 

機能面の3つとは

 

不動関節

半関節

可動関節

 

になります。

 

 

 

関節の機能分類についてはこちら

関節について  関節の役割と機能面の分類

 

 

 

そして構造面の3つとは

 

線維性関節

軟骨性関節

滑膜性関節

 

になります。

 

 

 

関節の構造分類についてはこちら

関節について  構造面から見た分類

 

 

 

そして今回は

構造分類の1つ滑膜性関節について

細かく見ていきたいと思います。

 

 

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

 

 

 

 

 

 

滑膜性関節

 

 

滑膜性関節を

これから話していくんですが、

 

 

 

その前に滑膜性関節とは

どういうものなのか

見てみましょう。

 

 

 

出典:http://www.hiroba-j.jp/kansetsu/knee/

 

 

 

これはよく見る

膝関節の絵になりますが

これが滑膜性関節になります。

 

 

 

では今からこの膝関節を

1から作っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

半月板

左右の半月板

 

 

 

この三日月形の

大きな線維性軟骨は

半月板と呼ばれます。

 

 

 

大腿骨と脛骨の

間だけにあります。

 

 

 

まずはこの内外2つの

半月板を膝関節に

挟み込みます。

 

 

 

骨接合

大腿骨の端にあるのが硝子軟骨

 

 

 

次に大腿骨と脛骨の骨端を

接合してみます。

 

 

 

ここで重要なのは

硝子軟骨です。

 

 

 

硝子軟骨の層が

骨の接合面に

取り付けられています。

 

 

 

この高密度な

結合組織の

滑らかな表面は

 

 

 

動く時の骨と骨の間の

摩擦を低減し

衝撃を吸収します。

 

 

 

 

 

 

かみ合わない

 

 

関節の骨は上手く

かみ合っている場合が

多いのですが

例外も当然あります。

 

 

 

この膝関節は

上手くかみ合っていない関節

の1つです。

 

 

 

脛骨の平らな棚に対して

大腿骨の球形の端

きちんと収まっていません。

 

 

 

その為、

更に適合する関節を

作るために

 

 

 

くさび型の物を

加えなければなりません。

 

 

 

こうした状況に備えて

生み出された組織が

いくつかあります。

 

 

 

それらが

半月板、関節円板、関節唇

滑液包、脂肪体

等になります。

 

 

 

こうした組織は

それぞれの方法で

 

 

表面に適合する

形を作ったり

 

 

衝撃力を分散

移送する事で

 

 

関節の安定化や

衝撃の緩和を

促します。

 

 

 

 

 

 

今回はここで一度

区切ります。

 

 

 

滑膜性関節作りは

まだ始まったばかりです。

 

 

 

ここから靭帯や脂肪等を

取り付ける作業を行います。

 

 

 

ですがそれは次回に

するとします。

 

 

 

 

 

 

それでは今回はここまで。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

 

 

 

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