こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

理学療法士&エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

今日は

ポト(亜科)

についてです。

 

 

ポトもロリスと同じ

ロリス科に属していて

 

見た目も生態も

似ています。

 

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

  

  

ポト亜科

ポト亜科とはロリス科に属する

二つの亜科の内の一つです。

さらにそこに二種類が属しています。

その二種類とは

アンワンティボ属

ポト属

になります。

それを図にするとこうなります。

何処に
住んでる?

 

ポット達が住んでいるところは

西アフリカ~中央アフリカ

になります。

 

 

アンワンティボ属の生息地

 

 

ポト属の生息地

 

比べてみるとポト属の方が

生息域が圧倒的に広範囲なのが

分かりますね。

 

 

ロリス科の二つの亜科は・・・

 

アジアに生息しているのが

ホソロリス亜科

 

アフリカに生息しているのが

ポット亜科

 

になっていて凄く分かりやすいです。

 

 

ポト亜科
の特徴

これはポト亜科というよりも

ロリス科に共通する特徴ですが

どちらの属も

夜行性で樹上生活を行います。

特徴的なのは枝を掴む足です。

前後の足共に第一指は

他の指と向かい合う形になっており

 

枝をしっかり把持すること

が可能になっています。

また前足の第2指が退化していて

痕跡がある程度になっています。

後ろ脚の爪にも特徴があり

第2指はグルーミングを行うために

他の爪と違い鋭く尖っています

アンワンティボ

 

アンワンティボ属には

2種類の種がいます。

 

 

一つは

カルバルアングワンティボ

(アンワンティボノロマザル)

 

二つ目は

ゴールデンアングワンティボ

と言います。

 

 

ポット属と比べると

鼻がやや細長く突き出ていて

アングワンティボの方が

狐っぽい顔をしています。

 

 

カルバル
アングワンティボ

 

カルバルアングワンティボ

カメルーン、ナイジェリアなどに

生息しています。

このカルバルとは

ナイジェリアのカルバル市が

由来しているそうです。

カルバルアングワンティボの

顔の特徴として

額と鼻に白い線が入っています。

また珍しい事にトカゲなどが持つ

瞬膜を持つ唯一の霊長類

だそうです ( ゚Д゚)

また食事は毒を持つ

節足動物や昆虫などが中心です。

その他にも果実なども少し食べます。

ゴールデン
アングワンティボ

 

ゴールデンアングワンティボの

名前の通り毛皮の色が

赤金色なのが特徴です。

 

 

食事のほぼ大半が昆虫であり

中でも毛虫を好んで食べるそうです。

 

ちなみに毛虫を食べる時には

周りの毛をしっかり払って

食べるんですよ (*’▽’)

 

 

カルバルとゴールデンとの違いは

はっきりしていて

 

先ほど言った瞬膜

あるか無いかです。

 

 

瞬膜が無い方が

ゴールデンアングワンティボ

になります。

 

 

ポト

ポトには3種類の種がいます。

ポト

ミルンエドワーズポト

ヒガシポト

になります。

ポトの変わった特徴と言えば

頸椎の棘突起が異様に長い事でしょう。

 

この長い棘突起は敵に襲われたときに

この骨の剣と硬い皮膚の盾

何度も敵にぶつかるという

可愛い見た目に反して

ファイト溢れる戦い方を

展開します。

そうかと思うとポトは

敵の注意をさらさせるために

数時間にわたって

動かずにじっとしていられる

忍耐強さも持ち合わせているんです。

またロリス科に共通する

噛みつき攻撃も持っており

その唾液には傷口を

炎症させる効果も持っています。

そんな熱さと冷静さを併せ持つポトは

実はそんなに捕食者がいないんです。

何故なら彼らが住む高さまでは

大型の肉食獣は登れませんし

夜行性なので猛禽類などに

遭遇することも少ないです。

その為、まれに

ポトの捕食者になるのは

キノボリジャコウネコチンパンジー

または人間などが狩りをします。

最後に

どうでしたか?

今回はポト(亜科)

についてでした。

スローロリスに比べて

知名度は低いですが

生息数はロリス亜科に比べて

ポト亜科の方が多いです。

そこは少し意外な気がしますが

やはり夜行性の為

その習性がなかなか研究対象として

向かないんでしょうかね? (;’∀’)

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

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