【理解しやすい物理学】力と速度と加速度の関係をざっくりと理解しよう!

始めに

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

ユーイチです。

今回は物理学について

少しお話していきたいと思います。

というのも、

私の仕事は理学療法士(PT)

というものです。

名前だけでは分からない人も

いるかもしれませんので、

簡単に言うとクライアントに対して

リハビリを行う仕事です。

この仕事は治療のひとつとして

運動を行っていきます。

人間が動く時には

実に様々な物理法則に

したがって動いています。

ですから、物理法則を

しっかりと押さえておくことは

PTとしてプラスになると

私は考えています。

何よりも私たちが生きていく上で

物理学は切っても切れない関係です。

何気なく起きている現象も

実は理由があるんだと分かるのも

楽しいことだと思います。

という訳で

物理の話を楽しんでみましょう!

速度の変化量が加速度だ

皆さんは自動車に乗った事ありますよね?

もしくはバスや電車でも構いません。

止まっている自動車のアクセルを踏むと

当然ですが自動車は前に進みます。

このアクセルを踏み続けると

自動車はどんどん加速していきます。

これはタイヤの回転が

どんどん早くなり

タイヤが地面を後ろに

けり続けているのが原因です。

参照:https://unsplash.com/photos/iRnUeA04kUY?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditShareLink

はい!

ここでもうすでに皆さんは

物理の法則に従って動いた車に

乗っていた訳です。

加速と減速は表裏の関係

タイヤが地面をけることで

自動車には進行方向に

力が加わります。

この進行方向に加わる力によって

自動車はどんどん加速していくんです。

ブレーキをかけた時は

逆に減速します。

このように、

物体に力が加わった時

その物体は加速したり

減速したりします。

加速度とは一定時間の速度量の変化

自動車に加わる力が

一定だとすると

速度はある時間が経つたびに

一定の間隔で早くなっていきます。

物体に一定の力が

加わっている時、

物体の速度は

一定の変化をし続けます。

このような一定時間での

速度の変化量のことを

加速度と呼びます。

仮に時間が経っても

速度が変化しなければ

加速度は無いことになります。

もう一度言いますが、

一定の時間で速度が変化した変化量

加速度と呼びます。

つまり加速度とは

速度が速くなる事を

言っている訳ではない

ということです。

加速度の法則

加速度は

加えられた力の大きさに

比例します。

自動車に2倍の力が加われば

加速度は2倍になります。

3倍の力を加えれば

加速度も3倍になります。

等加速度運動と呼ばれる運動とは?

運動の中には

等加速度運動と呼ばれる

ものがあります。

これを説明するために

一定の力が加わった自動車が

加速していく様子を

図に表してみました

上の図は静止時、

時速20㎞、時速40㎞、時速60㎞

の時の力を表したものです。

これを見ると

時速20㎞ずつ速度は

大きくなっていますが

加速度は常に一定のままです。

これを

加速度が常に等しい運動

等加速度運動と呼びます。

ちなみに似たような言葉で

等速直線運動というのがありますが

これは別物です。

等速直線運動

以前にお話ししましたので

良かったらご覧下さい。

先ほども言いましたが

加速度は等しくても

速度は変化します。

つまりこれも

速度と加速度は別物

という事を表しています。

まとめ

どうでしたか?

今回は加速度の話をしていきました。

今回の話をまとめると

一定時間での速度の変化量を

加速度と呼ぶ。

速度が大きくなっても

加速度は常に一定である運動を

等加速度運動と呼ぶ。

速度と加速度は

別のものである。

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

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