運動の3法則 その3

こんにちは!そして初めまして! 動物バナシの管理人

理学療法士&エボルファンクショニスト(Evolfunctionist)のユーイチと言います。

今回は運動の3法則のその3について

お話ししたいと思います。

この法則は僕ら動物にとって

なくてはならない法則です。

では、行ってみましょう !(^^)!

ある休日の出来事・・

僕はある休日に湖のある公園まで出かけて

そこでボートに乗ることにしました。

オールを漕ぐたびに、湖面の波紋が

ボートを通り過ぎていきます。

しばらく漕いでいると湖の中央にある

小さな浮島の近くまで来ました。

僕は浮島に移ろうと思い

ボートを浮島の浮き橋に寄せました。

ボートも浮き橋も地面のように

固定したものにつないでいないので

一方から他方へ移るときには

互いに離れていきました。

そして僕は無事に浮島に

乗り移ることが出来たのです。

第3の法則

先ほど上に書いた僕の休日の

過ごし方なんですが

あれはなにも日記風のブログを

かきたかった訳じゃないんです (^▽^;)

先ほどの話の中に

今日のテーマである

運動の3法則の一つ

作用反作用の法則

入っているのです。

作用反作用の法則

作用反作用の法則とは

ある物体が別の物体を押すと

別の物体は必ず同じ大きさの力で押し返す

作用と反作用の力は等しく

反対方向に働く

という法則です。

舟を漕ぐ時の作用反作用

先ほどの休日の話しで言えば

この法則のは2回ほど現れています。

 

どこだか分りますか?

まず一つは

水に対しての船を漕ぐ動作です。

船を漕ごうとする時には

オールを使って水をかきます。

この時に水に対するオールの作用は

オールに対して力は等しいが

向きが反対の水の反作用を生みます

つまり水の中でオールをかくと

水の抵抗を受けますが

これは水がオールを全く同じ力

反対方向に押しているというわけなんです。

ただ、この抵抗する力

無かったとしたら

ボートを漕いで進むことが出来ず

ずっと最初の場所で

オールを動かし続ける羽目になっているでしょう (´Д`)

これはある意味

水と僕が互いに押し合い

僕は前方に静かに動き

水は後方に旋回したということになります。

浮橋に移る時の作用反作用

2つ目はボートから浮き橋に

乗り移るときにも見られました。

一方の足がボート、もう一方の足は浮き橋にあった状況で

足でボートを蹴ると、ボートは離れていきます

これこそが僕たちがどれだけ

ニュートンの第3法則を当然だと

考えているかを示しています。

僕達は一歩進みたい時には

(もっと言えば

身体を一つの場所から

遠ざける時には常に)

暗黙の内に地面が押し返して

離れてくれることを信じて

地面を踏み込んでいます。

ですが、ボートから

浮き橋に移る場合は

ちょっと様子が違うんです。

ボートには身体と

ほぼ同程度の

慣性があります。

さらに水面には、

あなたの動きに抵抗する

ボートと船体の摩擦

ほとんどありません

結果としてお互いが

離れる動きが加速してしまうのです。

ちなみに図で説明するとこんな感じです (^▽^;)

まとめ

どうでしたか?

3回に渡って

ニュートンの3つの運動法則を

簡単に紹介しました。

改めて3つをまとめると・・・

第1の法則  慣性の法則

止まっている物は止まり続け

動く物は動き続ける。

第2の法則 加速度の法則

物体の加速度は

物体に作用している力に正比例し

その質量に反比例する。

第3の法則 作用反作用の法則

ある物体が別の物体を押すと

別の物体は必ず同じ大きさの力で

押し返す。

 となります。

今回も最後までお付き合いありがとうございました。

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