こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回は
ワオキツネザル属について
お話ししたいと思います。
このワオキツネザル属は
キツネザル科の
ワオキツネザル属です。
そのグループを
構成しているのは
ワオキツネザル
1種のみなんです。
私は昔、
このワオキツネザルの
名前の由来が分りませんでした。
驚いている感じの
WOW!なのかと
本気で思っていました (;^ω^)
当然ながら
そうではなくて、
このキツネザルの英語名は
Ring tailed lemur
つまり漢字で書くと
輪尾狐猿
になります。
なるほど確かに
このキツネザルの
一番目立つ特徴は
白黒の長い尾です。
そこからの
ワオキツネザル
という訳なんです。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
身体
ワオキツネザルは
比較的大きなキツネザルです。
その平均重量は2.2kg
全長は95~110㎝です。
それぞれを分けると
等身の長さは39~46㎝
尾の長さは56~63㎝
になります。
その他の測定は
後ろ足の長さは102㎝~113㎝
耳の長さ40~48㎜
頭蓋の長さは78~88㎜
になります。
尻尾
ワオキツネザルの特徴でもある
長くてふさふさした尻尾は
黒と白のストライプ模様に
なっています。
この白と黒の模様の数は
決まっていて
白い模様は12~13
黒い模様は13~14
になっています。
そして常に尻尾の先端は
黒い先端で終わります。
面白い事に
尻尾の模様の数は
尾椎の数(25個)と
ほぼ一致するんです。
ただ身体よりも
長い尻尾ですが
クモザルの様に
尻尾で物を掴むなどの
把持能力はありません。
ワオキツネザルの
長い尻尾の役割は
バランス維持や
コミュニケーション
の為に使われます。
目
ワオキツネザルは昼行性ですが
目には他の昼行性の動物とは
違う特徴を持っています。
他の曲鼻猿亜目と同じように
網膜の奥に光の反射板である
タペータムを持っているんです。
タペータムについてはこちらから
夜行性の動物達の眼が光る理由。タペータムについて説明します。
またワオキツネザルは
網膜に初歩的な中心窩も
備えています。
中心窩についてはこちらは
「ツバメの眼と盲点」 実は目は欠陥品?
手
ワオキツネザルの手は
指が細くて人に似た爪を
持っています。
そして器用に使うことが出来ます。
親指は短く、他の指から
大きく離れています。
そして親指の位置は掌に対して
直角に設定されています。
その他の特徴は
第4指が一番長くなっています。
掌は長くて、
革製品の様にざらついています。
これは他の霊長類と同様に
グリップを改善するために
掌に無数のすじが入っています。
足
ワオキツネザルの移動方法は
趾行になります。
趾行(しこう)とは
踵を浮かせたつま先立ちの状態で
移動する事を指します。
その為、ワオキツネザルの足は
それに特化した作りになっています。
第2趾は短くなっていますが
グルーミングに使う特別な爪
トイレクローがあります。
具体的な使い方は
口では届かない毛皮の部分を
この爪を使って掃除していきます。
そして踵は
他のキツネザルとは違い
毛皮で蔽われてはいません。
どうでしたか?
さすがは有名な
キツネザル種の1つです。
このまま続けると
もの凄い量になりそうなので
今回はここまで (;^ω^)
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)