PTバナシ①

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人、理学療法士&エボルファンクショニスト(Evolfunctionist)のユーイチと言います。

 

 

今日は本職である理学療法士

(Physical Therapist=PT)

についての話です。

 

僕は今現在はとあるデイサービスで

働いているのですがPTは一人なんです。

 

つまり僕だけですね (*´Д`)

 

 

まぁ、それはいいんですが

介護士の方達と話すと

僕が何を考えて利用者と接しているか

分からないといわれることが多いです。

 

 

また同僚の機能訓練士である

あん摩師の人と話をする時でも

難しい事を考えていると思われがちです。

 

 

なので新規の利用者が来た時には

PTの僕が評価をする事が多くなってしまいます。

 

 

でも僕は同僚と話すときにこう言うんです。

 

「僕が出来る程度の事は

他の人でも出来ることだよ。

違いはそれを知る機会があったか

無かったかだけだよ」

 

なので今回は難しいように見える

PTの動きの見方の基本を話したいと思います。

 

 

*機能訓練士とはデイサービスで

リハビリを行うときに機能訓練加算として

書面で書かれます。

 

機能訓練士としての条件は

あん摩・マッサージ指圧師、柔道整復師

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)

鍼灸師、看護師

 

 

PTの視点は生体力学

 

生体力学?

何それ?おいしいの? (´Д`)

 

っていう人に簡単に説明すると

 

人間が腕を頭の高さまで持ち上げた時に

体の中ではどんな力が働いて

どんな変化が起きたのか?

 

これを学問的に考える事です。

 

はっきり言ってしまえば

これに尽きると思うんですよ。

 

人が動く=運動が起きる

 

それを考えるためには

生体力学を使ってるんです。

 

 

日常生活は
生体力学だらけ!

 

僕たちの動きは全て

生体力学的に考えることが出来ます

 

 

例えば僕には二人の男の子がいますが

外から帰ってくると必ず手を洗います。

 

その手をこすり合わせている時に

生じる力は摩擦です。

 

 

冷蔵庫から調味料のビンを取り出して

捻るときの力はトルク

 

 

ベクトル

限界が近いおなかを抱えて

トイレに一直線に向かう時です。

 

 

あなたが何か悩み事があって

周りも見えなくなる程

考え込みながら歩いていたら

電柱にぶつかり倒れてしまう。

 

これはニュートンの第1法則

 

 

仕事終わりには冷たいビールを

一気に飲み干すときに使う動きは

第3のてこの原理になってます

 

 

どうですか?

生体力学の原理だらけでしょ?

 

つまりこうした原理を使えば

動作の理解も簡単にしてくれる訳です。

 

 

静力学と動力学

今度は生体力学を二つに分けて

話していきたいと思います。

 

動物の体の状態は

大きく分けて二つの状態に分けられます。

 

一つは

バランスを取りながら

動いていない状態

 

つまり静止している状態です。

 

 

二つ目は

バランスを崩しながら

動いている状態

 

これは運動している状態です。

 

 

この二つを力学的にみると

静力学と動力学になるわけです。

 

 

静力学

静力学は

動いていない状態

を考えます。

 

 

ただこの時に言っている

「動いていない状態」は

ベッドで横になっている時のような事を

言うわけではないんです。

 

 

関連組織による

自動的なスタビリティもあれば

ゆっくりした動きや

静止した姿勢の動的張力もあります。

 

 

ちょっと分かりにくいので

簡単に言います。

 

 

片足立ちをしてみてください。

 

 

片足を地面から離すその直前に

体の色々な部分が固定されたはずです。

 

これがスタビリティです!

 

 

次はそのままバランスを

保っててください。

 

この時に倒れないように

バランスをとってますよね?

 

 

それ!

それが動的張力です。

 

こんなことを考えるのが

静力学なんです。

 

 

動力学

動力学は静力学に比べて

想像しやすいと思います。

 

動力学は動いている状態を扱います。

 

 

動きによって体の形が変化する

「動いている体」に焦点を当てて

様々な力がどのようにして

その動きに関係しているのかを考えます。

 

 

動作がどのように始まり

体位を変えるにつれて

どのように連続的に

変化していくことを意識していく。

 

このことは僕らの仕事に

とても必要なスキルだと思います。

 

僕らは歩行動作や立ち上がり動作をよく見ます。

 

これがまさに

動力学を考えている事

なんです。

 

 

運動力学と運動学

先ほど話した動力学は

運動力学運動学

の二つに分けられます。

 

 

ここで医療関係の方が

この記事を読んでたら

誤解を受けるかもしれないですが

 

僕が学生時代には学校で

運動学のカリキュラムがありました。

 

 

あれは今思うと先ほど話した

動力学に近いと思います。

 

 

まぁ、

厳密にこれが運動学で

あれは運動力学である!

是非正してもらいたい!! <(`^´)>

 

なんて微塵も思っていないので

別にいいんですけどね。

 

 

運動力学

運動力学は

動作を起こしたり

変えるために身体に作用する力

について考えます。

 

 

例えばあなたが誰かの肩を

マッサージしていたとします。

 

 

この時に肩を揉む時の力の強さ

について考える場合。

 

肩にかかる

圧力

について考える事になります。

 

 

またその時に相手が着ていた

洋服の質によって

あなたのマッサージの

やりやすさが変わる事もあるでしょ?

 

その場合は

摩擦力

について考える事になります。

 

これが運動力学ですね。

 

 

運動学

運動学は力学的な要素

観点から見た動きの分析です。

 

 

ここで重要なのは

運動学では物体に

働きかける力は一切考慮しない

という事です。

 

つまり重力の力だとか摩擦や

ベクトルなどは考慮しません。

 

ただただ運動の様子を

時間や空間における位置関係

を記述していくんですよ。

 

 

さっきのマッサージの例でいえば

相手の体における自分の手の位置が

時間によって変化していくのを

分析していく感じですかね。

 

 

PTの人なら分かるかと思うのですが

動作観察は運動学

動作分析は運動力学

で分けることが出来ると思います。

 

 

最後に

 

どうでしたか?

 

今回はざっくりとPTが

どうやって人の動きを見るのか

を紹介しました。

 

 

生体力学とか言われると

なんか難しそうとか思いがちですけど

実際僕たちはあらゆる力学的原理を

使って生きてるわけなんです。

 

 

でもこれも知ってしまえば

別になんて事もないんです。

 

 

当たり前の動きを

しっかり解明して

理解するために必要だから

生まれた学問だからです。

 

 

これを知らなくても

僕らはその法則を使いこなせているし

何も問題はないわけなんですけどね。

 

 

では、今回はここまでです。

最後までお付き合いありがとうございました。


0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください