初めに
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
ユーイチです。
物理学シリーズ4弾目は
加速度運動についてです。
加速度については以前お話したので
興味がある方は見てください。
【理解しやすい物理学】力と速度と加速度の関係をざっくりと理解しよう!
改めて加速度を簡単に説明すると
一定時間の速度の変化量の事です。
そして、速度が変化するような
物体の運動の事を「加速度運動」
と呼びます。
相変わらずこれだけでは
なんの事だか解りにくいのが
物理の残念なところです(笑)
ここからは例に沿って
話をしていきましょう。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
力・速度・加速度の関係
では、ここで改めて
力・速度・加速度の関係を
おさらいしてみましょう。
最初に・・・
力が働くと物体の速度が変化します。
速度が変化するような
物体の運動を
加速度運動と呼びます。
この事から力とは
加速度運動を引き起こせるもの
と呼ぶことが出来ます。
つまり、
力が働く → 速度が変化する →
物体が運動する(加速度運動)
となります。
言い換えれば、
加速度運動を起こさせるものが力
ともいえます。
加速度の求め方
今度は加速度の求め方です。
加速度は
単位時間あたりの速度の変化
の事です。
なので加速度は・・・
速度の変化 ÷ 経過時間
で求められます。
ちなみに速さは、
位置の変化 ÷ 経過時間
で求められます。
この位置の変化とは
移動距離の事です。
加速度を車の加速で考えてみよう
次は実際の例で加速度を
話していきたいと思います。
まず最初に、
アクセルを踏むと力が加わります。
この力で車の速度が変化します。
何度も言いますが、
これが「加速度運動」です。
ではこの図を見てください。
まず、
時刻0秒~時刻1秒の間を
見てください。
速さが
秒速0m→秒速2mに
増えています。
その為、この間の加速度は
(秒速2m − 秒速0m)÷(秒速1秒 − 秒速0秒)=2m/s²
となります。
つまり、
1秒につき秒速2mだけ
速度が増えている
と言っています。
減速でも加速度な理由
下の図を見て下さい。
先ほどの図に
4秒後に減速している図を
足したものです。
実は「加速度」という言葉は
減速の時も使います。
そもそも加速度という言葉は
速度を加えると書きます。
つまり減速の場合は、
負の加速を加える=減速
という事で加速度となります。
上の図では、
時刻3~4秒の間に
秒速6m→4mに
減っています。
この間の加速度は
(秒速4m-6m)÷(4秒-3秒)=-2m/s²
となります。
向きが変わっても加速度
実は加速度は
速度の増減がなくても
速度の向きが変われば
加速度運動と呼びます。
そこが少しややこしいところです。
ですがこの事から分かるのは
加速度運動とは
速度の矢印が変化する運動の全てを
指す言葉という事が分かります。
図で見てみると
こういう事になります。
加速度の計算方法は
平均の加速度の矢印=
速度変化の矢印 ÷ 経過時間
になります。
上の図の速度変化の矢印を
経過時間で割って調節したものが
平均加速度の矢印になります。
速度の向きと矢印については以前にも
書いているので宜しければそちらもどうぞ。
【理解しやすい物理学】速さと速度をざっくりと理解しよう!
まとめ
どうでしたか?
実はこの加速度運動は
筋トレの動きの原理なんですが
気づきましたか?
では、今回の話をまとめると・・・
加速度とは、
速度が変化するような物体の運動
の事である。
加速度は、
速度の変化 ÷ 経過時間
で求められる。
加速度運動とは
速度の矢印が変化する運動の全て
の事である。
こんな感じでしょうか?
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)