力について理解しよう

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人、理学療法士&エボルファンクショニスト(Evolfunctionist)のユーイチと言います。

 

いきなりですが

皆さんは「力」って言葉を聞くと何を連想しますか?

 

僕は単純にウェイトリフティングとかボディビルダーの人とかを連想しちゃいます。

力 = 力持ち = 重いものを持ち上げる人

 

みたいな単純な発想しか出来ないんですよね。

元々が単純な人間なので(´Д`)

 

でも「力」って不思議で僕らはいつもそれを感じて生きているのに


全然気にしないんですよね

 

というわけで、今日はいつも僕らの傍にあるのに気にもかけられない

そんな色々な力のお話をします。

 

 

 

そもそも力って何?

 

そもそも力とはいったい何でしょう?

難しく話すと色々あるんだと思うんですが

ここでは凄く単純化して話します。

 

力とは、

物体にある変化を起こさせる影響力の事

です。

 
 

変化を起こす3つの状況

 

上の項目で力とは物体に変化を起こさせる影響力といいましたが

その変化とはどんな状況で起きると思いますか?

 

大きく分けて3つの状況の内の一つで起こる可能性があります

 
 

一つ目  方向の変化

例えば壁に向かってボールを投げたとします。

 

壁に向かって真っすぐ進んでいったボールは

壁にぶつかった途端に

自分の方向に向かって戻ってきます

 

これが方向の変化です。

 

 

二つ目 動きの変化

今度もまたボール投げで例えます。

 

今度は何もない原っぱで出来るだけ

真っすぐ、遠くに投げます。

 

手元から放たれたボールは

最高速度で勢いよく進んでいきますが

 

距離が進むにつれて速度が落ち

最後には地面に落ちていきます。

 

これが動きの変化ですね。

 

 

三つ目  構造の変化

最後もボールの例えです。

 

今度はピッチャーが投げた渾身の球を

バッターが狙いすましたようにバットにジャストミートさせます。

 

その瞬間にボールは

球状の形を変化させます。

 

その衝撃の後にボールは観客席まで

運ばれることになります。

 

これが構造の変化です。

 

 

 

この状況は動作時、安静時に関わらず

体の外側から影響を与えたり

逆に体の内側から発生したりします。

 

 

 

慣性と質量

 

ここからは具体的な力を

話していきたいと思います。

 

最初は「慣性」です。

 

慣性とは

物体が動作時、静止時に関係なく現状の変化に抵抗すること

なんです。

 

実は物体は慣性が無ければ

今行っている動きを続けます。

 

 

どういう事かと言えば

転がっているボールは転がり続けます。

 

実際は転がり続ける事はなく途中で止まりますが

これはボールに止まるという慣性が働いた結果です。

 

逆に止まっているボールは止まり続けますが

ボールを指で突けば動くという力の慣性をボールに与えた結果動いた訳です。

 

 

次は「質量」です

 

質量とは

物体の質の量

の事です。

 

ここで勘違いしてはいけないのは

質量は重さとはちょっと違うって事です。

 

今は詳しく話しませんが

質量と重さは何となく違うものなんだなって理解してくれればいいです(^▽^;)

 

質量が関わってくるのは

抵抗による影響の大きさです。

 

この世のあらゆるものに質量があります。

道端の小さな小石から

僕らが住んでいる地球にも質量があります。

 

物体の持つ質量が

大きくなれば大きくなる程

 

変化に対する抵抗も

大きくなります。

 

 

例えば

砲丸投げの砲丸と

野球のボールがあります。

 

同じ人が同じように投げた場合

どっちが遠くまで投げることが出来るでしょうか?

 

これはかなり特殊な人でない限りは

大抵の人が野球のボールになると思います。

 

それは砲丸よりも野球のボールの方が

質量が小さく、慣性も小さいからです。

 

砲丸は質量が大きく

その為、慣性も大きいんです。

 

慣性=変化に対する抵抗なので

砲丸は飛距離が短くなるんです。

 

この慣性と質量は

ニュートンの運動の第1法則の主役なんですよ。

 

 

 

 

 

力については、もう少しお話しできるのですが

長くなってしまうので、今回はここまでです。

 

 

次回は今回と同じで

色々な力の種類を紹介したいと思います。

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました。

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