初めに

 

こんにちは!そして初めまして! 動物バナシの管理人

理学療法士&エボルファンクショニスト(Evolfunctionist)のユーイチと言います。

 

今回はてこの話の続きです。

 

前回はてこについて基本的な話をしましたが

その話の中でてこには3種類あるといいました。

 

なので今回はその3種類の

てこの話をしていきます。

 

その3種類のてこが体の中で

どう使われているかを話していきます。

 

第1種てこ

 

第1種てこは

作用点と力点の間に支点

があります。

 

 

ではこの第1種てこは

どんな時に働くのでしょうか?

 

 

第1種てこの特殊技能

 

あなたの目の前に大きな石があります。

 

その大きな塊を高く持ち上げることは

重すぎて出来ません。

 

ですがかなり小さな力でも大きな力

つまりトルクを生み出すことはできます。

 

これこそが第一種のてこの特殊な技能

力の増幅です。

 

 

第1種の得意不得意

 

先ほども話したように

第1種てこの特殊技能は

力の増幅です。

 

つまり小さな力を利用して

大きな荷物を短距離動かす事が

出来ます。

 

ただし第1種てこは力では得点が高いですが

可動域とスピードにおいては得点は低いのです。

 

 

第1種てこの効率の良い使い方

 

ではこのてこは力点と作用点の間に

支点があればそれで良いのかといえば

ちょっと違います。

 

このてこが上手く働くためには

レジスタンスアームに比べ

力を加えるアームの長さ

大きく左右されます。

 

PTバナシ⑨、簡単で便利な機械「てこ」

 

 

先ほどの大きな石を動かすときに

2mのバールと0.6mのバールを使ったとする。

 

0.6mのバールの場合

加える力のアームが短すぎて

石を動かす時の力は大きくなります

 

では2mのバールではどうでしょう?

これは加える力のアームが長すぎてしまい

必要な力が分散してしまうんです。

 

 

身体の中の第1種てこ

 

では次にこの第一種てこが体の中で

どのように使われているかを見ていきましょう。

 

では今から天井を見てみましょう。

 

見ましたか?

 

今あなたは第1種てこを使って

天井を見たことになります。

 

どういう事かというと

まず加える力のアーム

頸部と頭部の伸筋が作り出します。

 

次に支点頸椎椎間関節が担います。

 

そして抵抗となる重さ

頭蓋骨(特に前部)になる訳です。

 

 

ですが実際には第1種てこは少ないです。

 

これは人間は可動性が最大になるように

設計されてた生き物だからです。

 

さっきも言った通り第1種てこの長所が

可動性ではない事から考えても当然のことかもしれません。

 

 

第2種てこ

 

今度は第2種てこです。

 

第2種てこは

力点と支点の間に作用点

があります。

 

 

では第2種てこはどういうものなんでしょうか?

 

 

第2種てこの特殊技能

 

次はあなたの目の前に

コンクリートブロックが

10個程あります。

 

これを運ぶためにあなたは

一輪車を使うことにします。

 

あなたは一輪車にコンクリートブロックを積み

歩き出す直前に一輪車のハンドルを持ち上げます。

 

このちょっとした動作はレンガの重量と比べると

その努力量はほとんど必要としていません。

 

これこそが第2種てこの特殊技能です。

 

力の増幅という意味では

第1種てこと変わりはありませんが

力の発揮具合は第1種てことは

比べ物にならない程強いです (*’▽’)

 

 

身体の中の第2種てこ

 

さて驚くほどの力を発揮する

第2種のてこですが僕たちの体のどこで

使われているのでしょう?

 

僕たちが第2種てこを感じられる動作は

つま先立ちです。

 

 

 

つま先立ちをする時には

軸(支点)母指球になります。

 

そして加える力(力点)となるのは

腓腹筋とヒラメ筋になります。

 

こうした2つのてこの

構成要素の間に位置しているのが

抵抗(作用点)である体重になる訳です。

 

 

第3種てこ

 

第3種てこは

支点と作用点の間に力点

があります。

 

 

では第3種のてこはどういうものなのでしょうか?

 

 

第3種てこの特殊技能

 

この第3種てこだけは

今までの第1種、第2種とは

持っている技能が大きく違います

 

第1種、第2種ともに力が全てでした。

 

ですがこの第3種てこは

可動域とスピード

全てです。

 

逆に言えば第3種てこを使って

力を出すことは向いていないのです。

 

 

スポーツの中の第3種てこ

 

この第3種てこは

道具を使うスポーツで

よく見られます。

 

野球のバット

テニスクラブ

ゴルフクラブ等は

全て第3種てこの機能を果たします。

 

スポーツ用具はこの種のてこの

良い点悪い点を浮き彫りにします。

 

 

第3種てこの良い点悪い点

 

第3種のてこの良い点としては

大きなワインドアップ(振りかぶり)や

フォロースルーができる点です。

 

これにより第3種てこの最大の強みである

素早い動作が生まれるんです !(^^)!

 

ただこのてこの悪い点は

この動作は大きな力を生まないんです

 

その為、スポーツ選手は並々ならない

努力が必要になる訳です (*_*)

 

スポーツ選手は小さなボールを打つために

大きな棒が必要でさらに非常に大きな声も

起こるのです。

 

 

身体の中の第3種のてこ

 

人間の身体の大きな目的の一つは

移動することです。

 

その為、身体(特に四肢)

主に第3種てこで構成されているんです。

 

 

あなた自身で肘関節、手関節、膝関節を

屈曲しみて下さい。

 

そうするとこの種のてこが

作用することを感じるとともに

それがもたらす迅速性や敏捷性

わかると思います。

 

 

終わりに

 

どうでしたか?

 

今回はかなり長くなってしまいましたが

3種類のてこの話をしました。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


1件のコメント

筋組織の基本を知ろう!  筋組織のタイプについて | 動物バナシ · 2020年5月2日 3:33 PM

[…] てこは「便利な機械」 その2 […]

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