関節のエンドフィールを感じよう!  

PTバナシ㊹

 

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

 

今回は関節の最終域感

別の言い方をすると

エンドフィール

についてお話ししたいと思います。

 

 

 

このエンドフィールは

関節を他動的に

限界点まで動かした時

感じる感覚の事です。

 

 

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

 

 

 

 

 

 

正常と病的

 

 

エンドフィールには

大きく分けて2種類に分かれます。

 

 

 

それが

正常なエンドフィール

病的なエンドフィール

です。

 

 

 

そこから更に分類すると、

 

 

 

正常のエンドフィールは

4種類

 

 

 

病的なエンドフィールは

5種類

 

 

 

に分けることが出来ます。

 

 

 

病的なエンドフィールについてはこちらから

関節のエンドフィールを感じよう! その2

つまり関節には

固有のエンドフィール

あるという事です。

 

 

 

そして当然ですが

ある関節の正常なエンドフィールは

他の関節にとっては

異常になる事もあります。

 

 

 

例えば

肘関節を進展させた時の

エンドフィールは骨性です。

 

 

 

これは膝関節にとっては

正常なエンドフィールとなります。

 

 

 

ですがこれが膝関節だったとしたら

どうでしょうか?

 

 

 

この場合は当然

異常なエンドフィールとなります。

 

 

 

このようにある関節の正常が

他の関節で病的と感じられる

事があるんです。

 

 

 

その為、

関節ごとの

固有のエンドフィールを

覚えている事は

とても大切な事なんです。

  

 

 

 

 

 

ではここからは

正常なエンドフィールを

見ていきましょう (*’▽’)

 

 

 

骨性

 

 

骨性最終域感とは 

2つの骨がぶつかる時

起こります。

 

 

 

これは肘関節(橈尺関節)で

伸展して関節の動きが停止する時に

固い感覚を感じるはずです。

 

 

 

これが骨性最終域感

と呼ぶものです。

 

 

 

圧迫性

 

 

圧迫性のエンドフィールは

違う言い方をすれば

軟部組織性のエンドフィール

とも呼びます。

 

 

 

これは

軟部組織同士の衝突により

動きが制限される時

感じられます。

 

 

 

この感覚は

膝関節や膝関節の屈曲時に

感じる事が出来ます。

 

 

 

 

 

 

ソフト

 

 

ソフトエンドフィールとは

筋組織の緊張によって感じられ

弾力性のある感覚になります。

 

 

 

これを感じる動きは

股関節を外転させた時です。

 

 

 

その時に内転筋が緊張し

ソフトエンドフィールを

感じることが出来ます。

 

 

 

靭帯性

 

 

靭帯性のエンドフィールは

たわみの少ないピンと張った

靭帯と関節包組織からなります。

 

 

 

この感覚は

肩関節の内旋時や

手指の伸展時に

感じることが出来ます。

 

 

 

どうでしたか?

 

 

 

このエンドフィールは

可動域と同様に

身体組織を診る為の

大事なものなんです。

 

 

 

例えば一方の肩を

自動的または他動的に

動かすとします。

 

 

 

私たちがそれをする場合は

その関節の健康状態を

観るために行います。

 

 

 

それだけで

 

 

 

患者が肩を動かす意志や能力

周辺組織の柔軟性

疼痛の有無

反対側の肩との対比等…

 

 

 

見ることが出来るわけです。

 

 

 

それでは今回はここまで。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

 

 

 

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