PTバナシ55
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回は骨格筋の構成要素を
説明していきたいと思います。
筋肉はドカッと肉の塊が
ある訳ではありません。
筋膜のところで説明しましたが
何層もの筋膜に包まれた
状態になってるんです。
筋膜についてはこちらからどうぞ
筋膜! 体を包む組織
それが一つの器官として
私達がイメージする筋肉に
なっているんです。
それでは骨格筋がどうなっているか
説明していきます。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
筋膜単位という一区分
そもそも骨格筋組織は
それそのもので動くわけでは
ありません。
骨格筋組織は
枠で囲まれているだけなので
動かすには支持が必要なんです。
複数の非常にまとまった筋線維の束を
筋膜が網の様に包み込んでいるんです。
これら2つの組織が合わさり
筋膜単位という1区分を作っています。
筋腹は深筋膜に包まれている
まず最初に筋腹を
見ていきましょう。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2022/04/32174c8a3fda8e458cd9a9b67d770b4e-1024x987.jpg)
筋腹は深部筋膜(深筋膜)という
身体や四肢の内壁を覆ている組織に
包まれています。
深筋膜についてはこちらもどうぞ
固有筋膜! 筋膜リリースのターゲット
また深筋膜はは筋肉の束同士を
まとめたりする密度が濃く
不規則なタイプの結合組織の層により
近隣の筋肉と一緒に束ねられています。
その役目は筋肉が動くのを
可能にする事が一つ。
もう一つは、
神経や血管やリンパ管が
通る空間を提供し
筋肉間の空間を埋める事です。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2022/04/b5fe2ac28c3d2fa1f4073fd4bd4326ce.jpg)
深筋膜の下にある3つの筋膜
深筋膜の下には
筋外膜
筋周膜
筋内膜
の3層の結合組織があります。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2019/07/about2-fascia-anatomical-drawing-image-300x148.jpg)
これらの筋膜層は
筋腹や筋線維を
取り囲んでいます。
これは網目の様に浸透しながら
筋肉の先まで伸び
筋肉を骨膜に固定する腱を
形成する為です。
この一連の結合組織鎖は
(筋膜→腱→骨膜→骨)
動くために
筋組織の収縮力を骨という
担っています。
てこについてはこちらから
てこは「便利な機械」
てこは「便利な機械」 その2
まとめ
どうでしたか?
今回は筋についてでした。
今回の話をまとめると、
筋線維は筋膜に包まれる事で
動くことが出来る
深筋膜の下には
3層の結合組織がある
これらの結合組織は
骨にてこに伝える要である
こんな感じです。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)