筋肉が収縮するから身体は動く!その理由を説明します

PTバナシ54

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

今回は

身体が動く仕組について

話していきたいと思います。

皆さんはある程度

自分の意志の通りに

身体を動かすことが出来ますか?

大きな障害がなければ

殆どの人は身体を

自分の意志通りに動かす事は

出来ると思います。

では、その身体の動きを

あなたはどうやって可能に

しているのでしょうか?

その答えのキーワードは

筋肉の収縮です。

それはどういう事か?

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

筋肉が身体を動かす

私達は身体にある

600もの骨格筋によって

動作作り出しています。

骨格筋についてはこちら

筋組織の基本を知ろう!  筋組織のタイプについて

筋組織の基本を知ろう! 筋肉と筋膜の関係

ただし筋肉というのは身体の中で

ただ浮いているだけでは

全く役に立ちません。

身体を動かすためには

筋肉の先端の腱が

骨に付着していなければ

いけません。

ただし、1箇所だけが

骨に付着していても

殆ど動きは出ません。

動きを出すためには

2つの骨に付着させないと

ダメなんです。

そうする事によって

1つの関節の橋渡しをします。

筋肉の能力は収縮すること

2か所に付着する事によって

筋組織が持つ能力の1つの収縮

利用することが出来ます。

実は筋組織は数種類の機能を

持っています。

その中の1つが

動きをつく出す能力

なるわけです。

筋肉は引くだけで押す事は出来ない

筋肉は生体力学的に見ると

その機能は1つの現実的な事実に

集約されます。

それは、

筋肉は押すという動きは

出来ないという事です

ただ単に引く事だけしか出来ません

正確に言えば筋肉は

筋膜の一続きである腱を

その中心に引き寄せます。

その収縮が十分強ければ

腱の引っ張る力が付着している

骨を動かします。

その動きが身体部分を

動かす事になるんです。

筋肉が引く事しか

出来ないといっても、

実際に皆さんは

物を押す動きは

出来ますよね?

それはそれぞれの筋肉が

収縮して身体全体として

押す動作を生み出しているんです。

筋肉が収縮する時は3つの動きが起こる

筋肉が収縮して短くなる時

3つの動きが想定されます。

1、骨Aを筋肉の中心に向かって引っ張る

2、骨Bを筋肉の中心に向かって引っ張る。

3、両方の骨を引っ張る。

上腕筋を例にすると、

1の動きは

腕立て伏せの動き

になります。

CKCの動きになるので

尺骨が固定されて

上腕骨と上半身が動く形です。

2の動きはOKCの動き

肘関節を曲げる動きです。

これは説明するまでもなく

普段よく使う動きですね。

CKCとOKCについてはこちら

OKC?CKC?運動連鎖?難しく考えないで簡単に理解しよう!

実は3の動きこそが

筋肉の収縮としては

当然の動きなんです。

どういう事かというと、

そもそも上腕筋が

どちらの先端を動かすかを

決めてるわけではありません。

上腕筋は単なる引っ張る機械です

収縮する毎に

両端を毎回同じだけ

引っ張ります。

この動作を操作して、

それに関わる多くの要因や筋肉を

制御しているのは

実は神経系なんです

筋肉の収縮と身体の動きには起始停止が必要だ

筋肉が付着する一方よりも他方で

筋肉の収縮がより多くの動きを

起こさせる事はよくあります。

例えば、

上腕筋によって作り出された緊張は

遠位にある腱に伝わります。

その伝わった緊張によって

尺骨を引っ張ります。

そして結果的に

前腕と手を動かす事に

なるんです。

このために筋肉は

起始停止があると

言われています。

起始とは

より固定している方の

骨についてる部分です。

停止とは、

より動きのある骨に

ついている部分です。

ですが筋肉は

両方のを個別または同時に

動かすことが出来ます。

腱の繋がる部分を

付着部と呼ぶ事も出来ます。

その場合、

起始=近位付着部

停止=遠位付着部

と呼びます。

まとめ

どうでしたか?

まとめると、

筋肉の収縮で動きを生むには

先端部が2つの骨に

付着する必要がある。

筋肉の収縮によって

身体には3つの動きの

選択肢が生み出される。

筋肉の収縮は

起始と停止にそって

動いている。

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

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