知っておきたい!軟部組織の特性

初めに

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

理学療法士&エボルファンクショニストのユーイチと言います。

 

軟部組織の特性についてです。

 

なるべく簡単に話していくつもりですが

少し長くなると思うので数回に分けて

お話しさせていただきます (^_^;)

 

今後、軟部組織にアプローチする時の

参考になればと思います。

 

では早速行ってみましょう!

 

 

軟部組織って?

 

そもそも軟部組織ってなんでしょうか?

 

軟部組織とは

筋膜、腱、靭帯、軟骨、

支帯、脂肪、関節包

滑膜、筋組織、神経、血管

の事を指します。

 

ここで見当たらないのがですが

骨は軟部組織ではありません

 

まぁ、骨って柔らかくないですしね ^_^;

 

軟部組織は人の体の他の構造体を

結びつけて、

支え、

包み込む

ものの事を言うんです。

 

 

特性を
挙げてみよう

 

では軟部組織の特性を

ざっと挙げていきましょう。

 

  1. 伸長性

  2. 弾力性

  3. 塑性

  4. クリープ変化

  5. チキソトロピー

  6. 引張強度

  7. ピエゾ体電効果

  8. コロイド

 

この8つが軟部組織の

特性になります。

 

では次からそれぞれについて

お話ししていきます (*^_^*)

 

 

伸長性

 

例えばあなたが立っている状態から

膝を曲げずに床に手を伸ばそうとします。

 

この時にはあなたの軟部組織は

伸長されています

 

ちなみにこの時に伸ばされた場所は

太ももの裏側(ハムストリングス)です。

 

 

実はこの伸びるという事が

動きの基本になります。

 

 

その為

正常な軟部組織であれば

伸長されても傷つく事はない

という事です。

 

ただし慢性的に収縮した組織は

傷つきやすいです。

 

そういう場所はゆっくり優しく

伸長させましょう。

 

 

弾力性

 

先程床に手を着いた後に

立った状態に戻りましたか?

 

確認ですが

さっきまで伸ばされていた

ハムストリングスは

元の長さに戻っていますよね?

 

 

これが軟部組織の

弾力性

という訳です。

 

 

組織には弾力性がある為

伸びたままの状態でいる事は

出来ません

 

というか伸びたままなんて

不都合すぎますしね (;一_一)

 

しかもこの弾力性たるや

輪ゴムやトランポリンのバネに

匹敵するレベルなんですよ。

 

 

塑性

 

次の特性が

塑性

です。

 

塑性とは

変化した新しい形が

その形を保つ

性質の事をいいます。

 

 

例えばある人が訓練により関節の

広い可動域を獲得したとします。

 

するとその人の靭帯、関節包、筋膜は

その訓練をやめたとしても

柔軟性は高いまま保たれています。

 

 

ちなみに

可塑性は弾力性とは

異なりなます

 

 

先程も言いましたが弾力性とは


組織が収縮もしくは伸長により

変形した場合、弾力性は

これを元に戻そうとする力です。

 

一方、塑性とは

組織が弾力性の閾値を超えて

伸長されるとその状態が維持される力です。

 

 

終わりに

 

どうでしたか?

 

今回は軟部組織の特性の

伸長性

弾力性

塑性

についてでした。

 

 

伸長性とは

伸びる力

の事。

 

 

弾力性とは

伸長された組織が元に戻る力

の事。

 

 

塑性とは

弾力性の閾値を超えた場合

その状態が保たれる力

の事。

 

では今回はここまで!

最後までお付き合い

ありがとうございました (#^.^#)

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