PTバナシ㊶
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回は関節の可動域
についてです。
関節の可動域が
どのようなものの影響を
受けるのかを話していきます。
ROM
関節の中には
手根や足根の間にある
関節の様に、
全く動かない
関節があります。
そうかと思うと
肘や肩、股関節の様に
自由に動かせる関節もあります。
動きの自由度が高い関節の事を
広い可動域を持っている関節
といいます。
可動域の大きさを
表す時には、
角度(ⅹ°)で表すことが
多いです。
例えば
股関節は約45°外転し、
頸部はどちらの方向にも
約80°回旋する
と可動域を
言葉で表します。
要因
可動域は
関節面の形状などの
構造的な要因が
動きの大きさに
影響を及ぼします。
ですが
関節の骨はある一定の
範囲内で動くように
作られているだけなんです。
その為、
必ずしも動きが
生じるわけではありません。
例えば関節の可動性を
大きく左右するのもとして、
関節包、
周辺の靭帯の弾力性、
筋肉の強度や緊張、
などがあります。
それ以外にも
傷害、
それに伴う痛みにを
防ごうとする動き、
年齢、
遺伝子、
性別、
これらも動きを
制限する要因になります。
変化
いきなりですが
可動域において
最も重要な事とは
何でしょう?
これは個人的な考えですが、
可動域において
最も重要なことは
日常生活の中で
関節をどのように使うか?
という事だと思っています。
何故重要かといえば
それによって
関節の可動域が変化してくる
からです。
例えば、
一年中ゴロゴロ
していたとします。
そうすると
どういう影響が
起きるかといえば、
ウォルフの法則による
骨の弱化が起きます。
ウォルフの法則についてはこちら
骨とウォルフの法則
更に、
筋肉の弱化
脱水した結合組織の硬直化
が起こり、
そうして最終的には
動作範囲の縮小に
なっていきます。
そして老化や
身体的または心的な外傷も
可動域を狭める
可能性があります。
ですが逆に
可動域を広く使うような生活を
送っていれば可動域は
狭まらないという事です。
具体的に言えば
体操などの運動を
日常的に取り入れている人は、
可動域を広げる事が
出来るという事です。
行動
一般に日々の行動を通して
作られる筋肉パターンが
関節の可動性を決定します。
つまり動きのパターンにより
頸部がある程度までしか
回旋しないとします。
そうしたら
その人の頸椎の可動域は
その「ある程度」まで
しかないのです。
言い換えれば、
潜在運動能力を
十分に備えた素晴らしい関節を
作ることは出来ます。
ただしそれも
使わなければ失われる
という事です。
どうでしたか?
柔軟性を高める事は
私のような仕事に
かかわるものにとっては
かなり重要な事です。
出来る事なら
主要な関節の正常な可動域は
知っておいた方がいいですね。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)