アルディピテクス・ラミダス  地上に降りた類人猿①  

進化バナシ㉕

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

 

今回は

アルディピクス属

について

お話したいと

思います。

 

 

 

アルディピクス属の化石は

この時代のものの中で

 

最も全身の骨格が

揃っているんです。

 

 

 

このアルディピクス

というのは

 

アファール語で

地上に降りた類人猿

という意味なんだそうです。

 

 

 

この名付け親は

古人類学者の

ティム・ホワイトの

グループによって

1995年に付けられました。

 

 

 

ではそんな

アルディピクス属とは

いったいどういう種族

だったのでしょうか?

 

 

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

 

 

 

ラミダス

 

アルディピクス属には

ラミダスカダッバ

と呼ばれる

2種類が属しています。

 

 

 

ラミダス猿人

とも呼ばれる

 

アルディピクス・ラミダス

の化石は

 

エチオピア

アワシュ川中流域の

アラミスという場所で

 

大量に発見されました。

 

 

 

エチオピア

 

 

 

このアラミスでは

現在までに

 

なんと30体分以上

化石が発見されています。

 

 

 

さらに言えば

この場所で

 

最初のホミニンの化石

見つかっています。

 

 

 

その中でも

特に印象的なのは

 

アルディ

と呼ばれる

 

成人女性の

骨格化石です。

 

 

 

古人類学者達は

アルディの

化石の破片を

 

100個以上

発見しています。

 

 

 

その中には

 

ほぼ全て揃った歯や

 

部分的な頭蓋骨

 

頭部以外の骨格

 

が見つかりました。

 

 

 

 

アルディピテクス・ラミダスの全身骨格化石

 

 

 

骨格

 

 

復元された

アルディの骨格は

 

見たこともない意外な

解剖学的特徴

いくつもありました。

 

 

 

アルディの骨格予想図

 

 

 

上の図は

アルディの

全身骨格の

予想図です。

 

 

 

アルディの

骨盤の上部は

 

現生の類人猿より

上下に短いです。

 

 

 

その代わりに

横に広くなっています。

 

 

 

この事から

 

二足歩行をしていても

身体が左右に

揺れなかった

 

のではないのか

と考えれれています。

 

 

 

一方で

骨盤の下部は

類人猿に

似ていました

 

 

 

この事から

 

木登りに必要な

力強い足の筋肉を

 

しっかりと支えていた

と考えられています。

 

 

 

最後に

 

 

どうでしたか?

 

今回は

アルディピテクス・ラミダスの

 

アルディについての

お話でした。

 

 

 

このアルディについては

長くなってしまったので

 

2回に分けて

お話していきたい

と思います。

 

 

 

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

 

 

 

 

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