新種のアウストラロピテクスの発見⁉「近い親戚」デイレメダについて解説します。

人類の進化 37 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

今回は

アウストラロピテクス・デイレメダ

についてお話したいと思います。

このデイレメダは

2015年に発見された

新しい種の人類です。

実はここ数年

350万年前頃に存在していた種が

次々と発見されているんです。

そのグループに

最も最近加わったのが

デイレメダなんです。

この350万年前に

存在が確認されている種は、

アウストラロピテクス属では

アファレンシス

バーレルガザリ

デイレメダ

それと

ケニアントロプス・プラティオプス

になります。

他の種についてはこちらから

ルーシーで有名なアファレンシス   頭蓋骨と歯の話

アフリカ中央部で見つかった新種の猿人。バーレルザガリの正体

それではこのデイレメダについて

お話していきたいと思います。

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

デイレメダは近い親戚

デイレメダは

2015年に発見されました。

発見者は古人類学者の

ヨハネス・ハイレ=セラシエ博士

率いるチームによって発見されました。

ヨハネス・ハイレ=セラシエ博士
出典:https://www.cmnh.org/haile-selassie

発見場所はエチオピアの

ウォランソ・ミルになります。

このデイレメダの名前の意味は

現地の言葉で近い親戚

という意味だそうです。

この化石の推定年代は

350~330万年前となっていますから

年代的にはアファレンシスとは

共存していたことになります。

見つかっているのは顎の部分だけ

デイレメダはアファレンシスとは

違う種とされています。

ですが見つかっている部分は

上顎骨と下顎骨の破片の2つだけ

なんです。

しかしこの化石の歯から

デイレメダはアファレンシスとは

違う種だと分かったのです。

そのくらい歯というのは

化石として重要な手掛かりに

なるんです。

歯についてはこちらもどうぞ

歯の並びで見分ける  人類と類人猿

歯の特徴で見るアウストラロピテクス・アフリカヌス

デイレメダの歯は

アファレンシスよりも小さく

歯根の形も違います。

さらに犬歯の大きさは

アファレンシスに比べて

かなり小さいんです。

このことから

デイレメダの食生活は

アファレンシスとは異なっていた

と考えられます。

まとめ

どうでしたか?

デイレメダはについての

お話しでした。

今回の話をまとめると、

アウストラロピテクス・デイレメダは

最近加わった新しい種。

発見されているのは

上顎骨と下顎骨の2つ。

歯の形態が

アファレンシスとは

大きく異なっている。

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

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