ヒトは常に2足歩行  大型類人猿とヒトの違い

進化
バナシ㉜

 

 

こんにちは!そして初めまして!

動物バナシの管理人

 

理学療法士&

エボルファンクショニスト

ユーイチです。

 

 

 

今回は

大型類人猿とヒトの

違いについてお話しします。

 

 

 

これは前回も行った

テーマなので

第2弾になります。

 

 

 

前回の話はこちらから

ヒトには体毛がない  大型類人猿とヒトの違い

 

 

前回はタイトル通り

体毛についてでした。

 

 

 

そして今回は

移動様式の違い

ついてになります。

 

  

 

それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ

 

 

 

 

 

 

ナックル
ウォーク

 

 

皆さんは

 

ナックルウォーク

 

という言葉は

どこかで聞いたことが

あるのではないでしょうか?

 

 

 

このナックルウォークは

大型類人猿が行う

移動様式の1つです。

 

 

 

ナックルウォーク

 

 

 

それに対してヒトは

常時直立2足歩行

を行っています。

 

 

 

私たちは

直立2足歩行が

 

当たり前に

なっているので

 

違和感を

覚えませんが

 

この直立二足歩行

というのは

 

とても変わった

移動様式なんです。

 

 

 

その証拠に

この移動様式を

 

取り入れた

生き物は

 

我々ホモ・サピエンス

だけなんです。

 

 

 

一大転換

 

 

直立二足歩行を行うのは

ホモ・サピエンスのみですが

他の大型類人猿が

出来ない訳ではありません。

 

 

 

ただし出来るだけであって

積極的に行うものではありません。

 

 

 

そもそも骨格が

直立2足歩行に

対応していないので

出来ても単時間だけなんです。

 

 

 

なので運動効率的に

他の大型類人猿が

 

この移動様式を

取り入れるのは

とても非効率なんです。

 

 

 

それほどこの

直立二足歩行というのは

運動機能の一大転換であり

 

ヒトの進化が

成功へと至る

長い道のりの

始まりだったんです。

 

 

 

 

 

 

手に進化

 

 

直立2足歩行を

移動様式として

選択した

 

ホモ・サピエンスは

思わぬ恩恵

手にします。

 

 

 

それは前足だったものが

手に進化したことです。

 

 

 

後ろ足だけで歩く事で

自由になった前足は

様々な作業が

出来るようになりました。

 

 

 

正確で細かい作業

重いものを持ち上げる

物を投げる

物を掴む

拳で殴る

 

などのことから

 

なでる

抱きしめる

手振りを示す

 

などの感情表現を表すものまで

無数の動作が可能になりました。

 

 

 

そして手に進化したことによって

ヒトは獲物を狩る事が

出来るようになり

食べる物の選択肢が

増えていきます。

 

 

 

つまり2足歩行が

始まったことにより

初期人類の社会が

繁栄したといえます。

 

 

 

背の高さ

 

 

そして直立二足歩行によって

丈の高い草なども

ものともせず

地平線まで

見渡せるようになりました。

 

 

 

水中ですぐに

二本足で立ち上がれるのも

有利に働いたと思います。

 

 

 

そして捕食動物に

出くわした時にも

 

直立姿勢は

自分を実際以上に

大きく見せてくれます

 

 

 

捕食動物は水平方向に

動くシルエットに反応すると

いわれてます。

 

 

 

これは獲物である動物の

ほどんどは4足歩行で動く

有諦類だからです。

 

 

 

木から降りた類人猿が

限りなく地面に近い所で

捕食動物と張り合ったとしても

身体機能で劣る類人猿には

勝負が見えています。

 

 

 

ですが直立する事で

捕食動物たちは

混乱し戸惑った事でしょう。

 

 

 

この事も初期人類にとって

有利に働いたと

考えられています。

 

 

 

どうでしたか?

 

 

 

僕たちが当然と思っている

直立2足歩行は

実は人類繁栄にとって

かなり重要な

出来事だったんですよ。

 

 

 

それでは今回はここまで。

最後までお読みいただき

ありがとうございました (*’▽’)

 

 

 

   

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