平衡聴覚器の進化 6
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
いきなりですが
皆さんは魚の耳が
どこにあるか分かりますか?
そうなんです。
実は皆さんが予想した通り
魚には僕たちと同じ
いわゆる「耳」はありません。
ですが、魚にも耳に似た
感覚器は存在します。
その感覚器を
側線器と呼びます。
今回は水生動物の耳
とも言うべき機関
側線器についてです。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
水中の耳
側線器
そもそも側線器とは
なんでしょうか?
水中で生活する
脊椎動物にみられる
水の動きを知るための
感覚器の事です。
魚類には身体の中央部を
前後方向に伸びている
点線があります。
これが側線器の出入り口なんです。
水棲動物にとって
水の動きはとても大切な情報です。
その為、この側線器は
脊椎動物の感覚器の中でも
最も古い物の1つと言われています。
その側線器の一部は長い年月をかけ
頭蓋骨の中に入りこんでいきました。
それが変化して内耳の
膜迷路を作り上げたと
考えられています。
僕たち脊椎動物は
この膜迷路によって
平衡感覚と聴覚を受容
しています。
つまり側線器は
僕たちの耳の原型と
いう訳なんです。
まとめ
どうでしたか?
今回のをまとめると、
水棲動物には
側線器という感覚器がある
側線器は最も古い感覚器の1つ
これが変化して膜迷路になる
こんな感じです。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)