平衡聴覚器の進化 6
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
いきなりですが
皆さんは魚の耳が
どこにあるか分かりますか?
そうなんです。
実は皆さんが予想した通り
魚には僕たちと同じ
いわゆる「耳」はありません。
ですが、魚にも耳に似た
感覚器は存在します。
その感覚器を
側線器と呼びます。
今回は水生動物の耳
とも言うべき機関
側線器についてです。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
水中の耳
側線器
そもそも側線器とは
なんでしょうか?
水中で生活する
脊椎動物にみられる
水の動きを知るための
感覚器の事です。
魚類には身体の中央部を
前後方向に伸びている
点線があります。
これが側線器の出入り口なんです。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2020/09/8498600b7c384b75234b7a375e031f19.jpg)
水棲動物にとって
水の動きはとても大切な情報です。
その為、この側線器は
脊椎動物の感覚器の中でも
最も古い物の1つと言われています。
その側線器の一部は長い年月をかけ
頭蓋骨の中に入りこんでいきました。
それが変化して内耳の
膜迷路を作り上げたと
考えられています。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2020/09/61790155806ca41ddce2b0408a1b4446.png)
僕たち脊椎動物は
この膜迷路によって
平衡感覚と聴覚を受容
しています。
つまり側線器は
僕たちの耳の原型と
いう訳なんです。
まとめ
どうでしたか?
今回のをまとめると、
水棲動物には
側線器という感覚器がある
側線器は最も古い感覚器の1つ
これが変化して膜迷路になる
こんな感じです。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)