始めに
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
前回は
歩行時の筋活動で
立脚相の筋活動に
ついてお話ししました。
歩行! 歩行時の筋活動
今回は
遊脚相時の
筋活動について
お話したいと思います。
また今回も
歩行周期の用語を
使ってるので
歩行周期の用語が
分からない人は
最初にこちらを
ご覧ください。
歩行! 遊脚相
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
PSw
プレ・スウィングでは
股関節の伸筋
足の底屈筋に
求心性収縮が
起こります。
足の底屈筋の
力によって
足趾が持ち上げられて
牽引されていきます。
そして背屈筋は
足趾を伸ばしています。
足が後ろに
振れすぎないように
するために
または遊脚相の準備を
するために
股関節の屈筋が
遠心性収縮の
準備をします。
TSwと
MSw
実は僕たちは
何気なく足を
振っていますが
足というのは
かなり重いんです。
だからこの段階では
股関節の伸筋
膝の屈筋
足の背屈筋
の求心性収縮が
必要となります。
それによって
推進力が生じて
膝と足首が曲がります。
そして身体が
ぐらつかない様に
するために
股関節の伸筋が
遠心性収縮をします。
これらの動きは
遊脚中期の間も続き
足趾が確実に
地面の上を
無事に通り過ぎる
ようにします。
TSw
ターミナル・スウィングは
次のICに備える時期です。
その為
股関節の屈筋
膝の伸筋が
求心性収縮をします。
さらに
ICで話したように
股関節の伸筋
膝の屈筋が
等尺性を保ちながら
働いて足に
ブレーキを掛けます。
終わりに
どうでしたか?
単純に見える
歩行動作も
これだけの
筋肉が活動して
いるんです。
そもそも歩行とは
転ぶ寸前で
体位を立て直す動作
の連続なんです (*^^)v
僕たちヒトは
このダイナミックな動作を
いとも簡単に
やって見せます。
そして
そのことについて
深く考える事も
ないんです。
こんな複雑な動きを
特に意識する事もなく
やれるというのは
それだけでとても
凄いことだと感じます。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)