進化バナシ㊿
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回も
眼の退化
についてです。
退化した眼についてはこちらもどうぞ
深海魚の退化した眼 遠近両用の望遠鏡眼
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
あらゆる手段を尽くしても
まだ光が足りないとしたら?
ここで驚くのは
進化の多様性と可能性です。
光がないのなら
自ら光を作ってしまえばいいのです。
自分の身体が発する光で
周囲を照らすことによって
周囲をよく見えるように
する為です。
まさに
コペルニクス的転回です。
では、
そんな自ら光を放つ器官
発光器には
2つのタイプに分かれます。
1つはハダカイワシの様に
身体の両側に発光器を
持つタイプです。
この場合は
発光器とも光胞
とも呼びます。

出典:Wikipedia
こういった発光器は
魚種毎に配列が異なります。
そのことから
種の区別や同類との交信にも
使われていると考えられています。
もう1つは
発光バクテリアを
寄生させるタイプ
です。
このタイプは
マツカサウオの様に
身体の前方、特に口の周辺に
発光バクテリアを住まわせて
発光器とする事が多いです。

出典:Wikipedia
このような発光器は
餌をおびき寄せたり
敵を威嚇したりする役割
に使われています。
上記の事からも分かるように
発光器は光を補うだけではなく
仲間とのコミュニケーションや
餌の確保や外敵退治など
様々な目的に活用されています。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)