進化バナシ㊿
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回も
眼の退化
についてです。
退化した眼についてはこちらもどうぞ
深海魚の退化した眼 遠近両用の望遠鏡眼
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
あらゆる手段を尽くしても
まだ光が足りないとしたら?
ここで驚くのは
進化の多様性と可能性です。
光がないのなら
自ら光を作ってしまえばいいのです。
自分の身体が発する光で
周囲を照らすことによって
周囲をよく見えるように
する為です。
まさに
コペルニクス的転回です。
では、
そんな自ら光を放つ器官
発光器には
2つのタイプに分かれます。
1つはハダカイワシの様に
身体の両側に発光器を
持つタイプです。
この場合は
発光器とも光胞
とも呼びます。
こういった発光器は
魚種毎に配列が異なります。
そのことから
種の区別や同類との交信にも
使われていると考えられています。
もう1つは
発光バクテリアを
寄生させるタイプ
です。
このタイプは
マツカサウオの様に
身体の前方、特に口の周辺に
発光バクテリアを住まわせて
発光器とする事が多いです。
このような発光器は
餌をおびき寄せたり
敵を威嚇したりする役割
に使われています。
上記の事からも分かるように
発光器は光を補うだけではなく
仲間とのコミュニケーションや
餌の確保や外敵退治など
様々な目的に活用されています。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)