進化バナシ㊺
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
前回は乾燥から眼を
守るために発達した
眼瞼の話でした。
前回の話はこちらから
上陸した視覚器 眼を乾燥から守る
今回はその続きのような話です。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
陸上に上がった眼球は
乾燥から守るために
カバー蔽われる様に
なりました。
ただそれだけでは飽き足らず
自分で水分を補給する
仕組みを発達させました。
その為の代表的な副眼器が
眼窩腺です。
両棲類、爬虫類および鳥類では
眼窩腺の1つである
ハーダー腺が発達しています。
ここから油性の液体が分泌されて
角膜を乾燥から守っています。
爬虫類のペットを
飼っている方なら
ペットの眼の周りが
腫れて慌てたことが
あるかもしれません。
あの症状を
ハーダー腺炎
(ハーダー氏腺炎)
と呼びます。
ビタミンAが
不足してしまうと
起きてしまう症状です。
哺乳類でよく発達しているのは
涙腺と呼ばれています。
これも眼窩腺の1つです。
涙腺からは
1日に約1gの涙が
分泌されます。
涙の主成分は
ほとんどが水です。
そこに少量のタンパク質や
殺菌作用を持つリゾチーム
という物質も含まれています。
これらの成分によって
涙は目の表面を潤しながら
感染症の防止もしているんです。
なのでくれぐれも
ドライアイには
気を付けて下さい (; ・`д・´)
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)