進化バナシ㊺
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
前回は乾燥から眼を
守るために発達した
眼瞼の話でした。
前回の話はこちらから
今回はその続きのような話です。
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
陸上に上がった眼球は
乾燥から守るために
カバー蔽われる様に
なりました。
ただそれだけでは飽き足らず
自分で水分を補給する
仕組みを発達させました。
その為の代表的な副眼器が
眼窩腺です。
両棲類、爬虫類および鳥類では
眼窩腺の1つである
ハーダー腺が発達しています。
ここから油性の液体が分泌されて
角膜を乾燥から守っています。
爬虫類のペットを
飼っている方なら
ペットの眼の周りが
腫れて慌てたことが
あるかもしれません。
あの症状を
ハーダー腺炎
(ハーダー氏腺炎)
と呼びます。
ビタミンAが
不足してしまうと
起きてしまう症状です。

出典:http://www.mone-pet.com/blog/2014/06/post-579-919554.html
哺乳類でよく発達しているのは
涙腺と呼ばれています。
これも眼窩腺の1つです。

出典:goo辞書
涙腺からは
1日に約1gの涙が
分泌されます。
涙の主成分は
ほとんどが水です。
そこに少量のタンパク質や
殺菌作用を持つリゾチーム
という物質も含まれています。
これらの成分によって
涙は目の表面を潤しながら
感染症の防止もしているんです。
なのでくれぐれも
ドライアイには
気を付けて下さい (; ・`д・´)
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)