平衡聴覚器の進化15
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人
理学療法士&
エボルファンクショニスト
ユーイチです。
今回は耳石に関する
ちょっとした豆知識を
紹介したいと思います。
耳石については
以前にも紹介しているので
そちらも宜しければどうぞ。
耳石についてはこちらもどうぞ
体の傾きは小さな石で感知する⁈耳の中にある石、耳石について紹介します。
今回はかなりニッチな話なので
水族館でちょっとした話題にどうぞ!
ただ言われた相手の反応は
かなり薄そうですけどね (;^ω^)
それでは早速行ってみましょう (‘◇’)ゞ
耳石は場所によって形が違う!
耳石は炭酸石灰を主体とした
固い物質で出来ています。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2021/05/2595edef4b3f1564d9586e5c96e3abff.jpg)
カニ・エビの殻の成分でもある
硬骨魚類の耳石器では
それぞれ形に特徴のある
大きな耳石が載っています。
卵形嚢斑には
小石のような礫石(れきせき)
球形嚢斑には
矢じりのような形をした扁平石
ラゲナ斑には
星形をした星状石
このように分かれているんです。
耳石を調べれば魚の種類や年齢が分かる!
実は耳石の形は
魚種によって形が違います。
その為、魚類を分類する時の
基準の1つになっているんです。
更に面白い事に
魚の耳石は年齢とともに
発育するんです。
その為、四季の温度変化がある水域に
生息している魚種の耳石には
年齢に相当する縞模様が
出来るんです。
この年齢の測定方法は
木の年輪と同じです。
![](https://sisimaru81.com/wp-content/uploads/2021/05/b3d423f8a02b0efbe2279bff3df1c8d5.jpg)
これが魚の年齢を
推測する手掛かりになっています。
まとめ
どうでしたか?
今回は耳石に関する
豆知識でした。
今回の話をまとめると、
耳石は場所によって形が違う
耳石は年齢とともに発育する
その2つで魚の
種類と年齢が分かる
こんな感じです。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました (*’▽’)