無脊椎動物の視覚器 

始めに

こんにちは!そして初めまして! 動物バナシの管理人

理学療法士&エボルファンクショニスト(Evolfunctionist)のユーイチと言います。

今回は無脊椎動物の目について紹介していきたいと思います。

無脊椎動物の目と言われれば、複眼が思いつくかもしれませんが、実は無脊椎動物は全て複眼な訳ではないんです。

無脊椎動物には複眼とは別に単眼と呼ばれる目を持っています。

一口に無脊椎動物と言っても、カブトムシやカマキリのような昆虫から、タコやイカ・貝等の軟体動物、カニやエビ等の甲殻類、かと思えば様々な寄生虫まで含む、幅の広い言い方になります。

昆虫のクワガタ、陸棲の貝のカタツムリ

無脊椎動物は幅が広い言い方

参照:Wikipedia

 

 

 

 

 

2種類の眼

 

前回は複眼についてをお話ししました。

 

前回はこちら

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大体の人は昆虫の眼といえば

あの印象的な複眼を思い浮かべると思います。

 

それに加えて昆虫にはもう一つの

単眼

と呼ばれる目を持っています。

 

つまり昆虫は

2種類の眼を持っているんです (^_^)

 

単眼って何?

単眼とは昆虫によって違いますが

1~3個ほど、顔についています。

黒いのが単眼

構造的にも単眼は個眼と同じ

水晶体眼

です。

ですが複眼に比べると

形態視などの能力は

はるかに劣っているんです。

単眼の役割 その1

 では、見る事が苦手な単眼

いったいどんな役割を持っているのでしょうか?

この単眼が見ているものは

明暗の変化

を知るために使われています。

単眼の役割 その2

また単眼は

鼓舞器官

とも考えられています。

というのも

単眼を破壊してしまうと

昆虫は活動性が低下します。

それどころか

飛翔速度までも遅くなるんです (; ・`д・´)

この事から単眼は神経系を興奮させて

脳に何らかの影響を与えていると言われています。

偉大なる二つの系統

さて、ここまで無脊椎動物の

視覚器についてお話をしてきました。

始まりは

散在性視覚器

からでした。

そこから進化した無脊椎動物の眼は

最終的に2つの視覚器に行きつきました。

1つは頭足類が持つ

水晶体眼

です。

ソデイカの幼生

そしてもう1つが節足動物が持つ

複眼

です。

チョウトンボ

二つの違い その1 視細胞の集まり方

この二つを比較すると

視細胞の集まり方に大きな違い

があるんです。

水晶体眼に進化していく眼は

を作りだしました。

これは眼点から杯状眼にかけて

視細胞が集まり網膜というスクリーンを

作り出したことを意味します。

これに対して複眼は

を集合させて一つの眼を作りました。

これは色素細胞で隔てられた個眼が

集まって一つの眼を完成させた事です。

二つの違い その2 目の形

もう一つの違いは

眼の形

です。

杯状眼から窩状眼さらに水晶体眼に進化していく眼の過程は

網膜の中央部が陥凹し、入り口が狭くなり

すり鉢状になってピンポン玉のような形になっていきます。

これに対して複眼は

中央が丸く突出しています。

進化の収斂(しゅうれん)

以上のように、二つの眼は

出発点は同じものの

まったく別の進化をしました。

ですが、進化の結果として

この二つは非常によく似た

構造を持つ眼になりました。

どちらにも

角膜や水晶体のようなレンズを

備えることになったのです。

このような進化の結果を

進化の収斂(しゅうれん)

といいます。

終わりに

どうでしたか?

何回かにわたって

無脊椎動物の視覚器について

お話していきました。

最初は皮膚にある光を感じる細胞から

最終的には物を見る眼にまで進化するとは

本当に驚きですよね。

今度は近いうちに

脊椎動物の視覚器についても

お話しできたらと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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