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初めに
こんにちは!そして初めまして!
動物バナシの管理人、ユーイチです。
今回は、
分数の足し算と引き算の基本を
解説していきたいと思います。
まず最初に分数の意味を理解し、
色々な分数の形も
理解しましょう。
それでは早速行ってみましょう
分数の意味 その①
問題
大きな容器に入った小麦粉をすべて10袋に等しい量ずつ分けました。
このうち4袋を使うと、残りは何袋になるでしょうか?
ある数量を10等分した内の4つ分の大きさを
$$\frac{4}{10}$$
と表します。
これを10分(ぶん)の4と読みます。
この時、何等分したかを表す、下の数字10の部分を分母(ぶんぼ)と呼びます。
そして、そのうちの何個分かを表す、上の数字4を分子(ぶんし)と言います。
このように表した数を分数(ぶんすう)と呼びます。
分数の意味 その②
問題
3mのリボンの3/5を切り取って使いました。使ったリボンは何センチですか?
3m=300cmです。
300cmの1/5の大きさ(5頭分した内の1つ分の大きさ)は、
300÷5=60
これにより、3mの3/5にあたる大きさ(5頭分の内の3つ分)は、
60×3=180
これにより答えは、
180cmになります。
仮分数と帯分数の基本 その①
問題
$$\frac{25}{7}$$
上の分数を帯分数に直しなさい。
$\frac{1}{7}$や$\frac{2}{5}$のように、分子が分母より小さい数を真分数(しんぶんすう)と言います。
また、$\frac{25}{7}$のように分子が分母よりも大きい分数を
仮分数(かぶんすう)といいます。
$\frac{25}{7}$は$\frac{1}{7}$が25個集まった数です。
$\frac{1}{7}$が7個集まると$\frac{7}{7}$となり、
これは1と同じ大きさになります。
これにより
$$25÷7=3あまり4$$
となります。
$\frac{25}{7}$は1($=\frac{7}{7}$)を3個と$\frac{1}{7}$を4個、つまり3と$\frac{4}{7}$を合わせた数になります。
このような場合は、分数の左側に整数を書き、$3\frac{4}{7}$と表します。
(3と7分の4と読みます)
つまり答えは$$3\frac{4}{7}$$になります。
このように、整数と真分数を組み合わせた形を
帯分数(たいぶんすう)と呼びます。


仮分数と帯分数の基本 その②
問題
$2\frac{3}{5}$は$\frac{1}{5}$が何個集まった数ですか?
1は$\frac{1}{5}$が5個集まって出来たものです。
ここで帯分数の2は、
$5×2=10$
により、$\frac{1}{5}$が10個分と考えることが出来ます。
したがって、$2\frac{3}{5}$は、$\frac{1}{5}$が
$10+3=13$
が集まった数になります。
答えは13個になります。

まとめ
どうでしたでしょうか?
今回の話をまとめると、、、
分数は$\frac{△}{〇}$と表します。
この意味は△が分子、〇が分母で、
〇等分した内の△個分の大きさを意味しています。
真分数:分子が分母よりも小さい分数
仮分数:分子が分母と等しいか、分母よりも大きい分数。
帯分数:整数と真分数を組み合わせた形の分数
こんな感じです。
それでは今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。